アメリカ発相続・節税・投資・不動産相談室

2009年1月8日木曜日

リタイアメントの将来

今回のリセッションと世界的な金融危機で、さまざまな問題が
浮き彫りになったが、この危機を境にして、あるひとつの時代が
完全に終わったと言えるのではないだろうか。

その昔、職業に貴賤なしと教えられ、どんな職業であっても
まじめに勤めれば、40年か45年後にはリタイアして、人生の
終盤は、金銭の心配なしにゆっくりと過ごせた、、、そのような
時代はもうありえない気がする。

アメリカでは企業によるペンションは崩壊し、国の年金も崩壊
寸前、医療費は高騰し続け、保険に加入できない国民が増える
一方。日本でも終身雇用はとっくに崩壊して、派遣切りや
内定取り消しが大問題となっている。

国に頼れないからと、自分でこつこつと貯蓄をすると言っても、
銀行に貯蓄するだけではインフレに追いつかないし、退職後の
生活費を賄うのに必要な額を貯めることはまず無理だ。そこで、
株や不動産や、リスクをとって投資してお金を増やそうとするが、
昔と違って、これからはそれも簡単ではない。長期で投資すれば
必ず増える、という法則は、今後の市場にはあてはまらないかもしれない。

それならば、「引退する」という考え方は捨てて、人生死ぬまで
現役と覚悟を決めるしかないのではないか。高齢になった人は、
若い人と同じようには働けないが、年輪を重ねたからこそできる
仕事があるはずだ。人間の寿命も延びているし、70歳、80歳、
90歳でもバリバリの現役の人が増えるのは、社会にとっても
いいことではないだろうか。その代わり、病気になったら、
医療費の心配をすることなく、誰でも医療サービスを受けることが
できるようにするのは、国の責任で必ずやるべきだと思う。

去年1年の投資の成績を見直して、私の顧客や自分自身の投資の
残高を確認しながら、考えたことでした。

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